チェンバース工場では

チェンバース工場がWildlife Habitat Councilと連携して社会見学の機会を地域に提供

同工場は長年にわたり、セーラム郡の学校と連携してさまざまなSTEM（科学・技術・工学・数学）活動を実施してきました。同工場のチームは2023年に、Wildlife Habitat Councilが作成したカリキュラムによる中学校の社会見学を主催し、活動の範囲をさらに広げました。同工場では、2024年末までに3回目の社会見学を開催して多数の地元学生を受け入れる予定です。

地方の諮問委員会メンバーを招待

セーラム郡で長い歴史をもつSalem County Economic Development Advisory Council（セーラム郡経済開発諮問委員会）を招待し、工場の概要説明と見学を実施しました。

「Chemours（ケマーズ）の製品について詳しく知ることができて勉強になりました。また、未来の可能性を見ることができて楽しかったです」とSalem County Economic Development Director（セーラム郡経済開発局局長）のFrederick Young氏は述べています。

教育への投資

チェンバース工場では、社員がメンターや科学フェアの審査員を務めたり、科学の授業で生徒に話をしたりするなどして、33年以上にわたってセーラム郡の学校のパートナー活動を続けています。また、地元の5年生のSTEM（科学・技術・工学・数学）プロジェクトや科学フェアのスポンサーになり、助成金を提供しています。

地域社会とのかかわり

同工場では、ニュージャージー州セーラム郡全域の組織や近隣住民を代表するさまざまな声を集約するため、コミュニティ諮問協議会（Community Advisory Panel：CAP）を2023年初めに刷新しました。CAPは定期的に会合を開き、地域社会のメンバーが同工場の役割運営について理解を深める機会を提供しています。CAPは双方向の緊密な対話を促進するものであり、それを通じて、地域社会との関係や問題の改善に関する実用的なフィードバックが同工場のチームに寄せられました。

デラウェア川湾当局のファミリーデーに参加

チェンバース工場のボランティアは、Delaware River Bay Authority（デラウェア川湾当局）のファミリーデーイベントに訪れた人々に、日常生活に欠かせない製品を責任ある方法で製造している私たちの活動を知ってもらう機会を提供しました。また、チェンバース工場の認定野生動物生息地についても説明しました。

社員こそが、私たちの成功です。

セーラム郡で最大級の雇用主として、地域で350を超える雇用機会を提供している私たちは、大きな成長の可能性を秘めたキャリアだけではなく、職場以外の人生を育む柔軟性とスペースを社員に提供しています。

柔軟性、ワークライフバランス、思いやりは私たちの文化の中核です。社員がChemours（ケマーズ）に長く勤めていることがその答えです。包摂性と多様性を備えた人材である私たちは、全社員が歓迎されていると感じられ、会社を代表することを誇りに思う環境構築に努めています。

社員は地域社会でとても活発に活動しており、商工会議所、Partnership for the Delaware Estuary（デラウェア河口パートナーシップ：PDE）、Salem Community College Foundation（セーラムコミュニティカレッジ財団）、Salem County Economic Development Council（セーラム郡経済開発協議会）など、複数の委員会に参加しています。

女性ネットワークのオフサイトイベント

最近、チェンバース工場の女性ネットワークの社員リソースグループを対象としたチーム育成イベントを開催しました。このイベントは、20年以上前に開業し、ニュージャージー州で何度も受賞歴がある、女性経営のワイナリーで開催されました。

自分の辞書から「できない」という言葉を消し、自分の能力を信じて工場での自分の役割に発展させようという重要なアドバイスが、オーナーから参加者に贈られました。オーナーの息子のMattは陸軍退役軍人で、ワイナリーの共同所有者です。彼はチェンバース工場のチームメンバー（特に管理職）に対して、社員を大切にし、社員の意見を定期的に確認するようにとアドバイスしました。

子どもたちを職場にご招待

今年初めに「Bring Your Kids to Work Day（子どもたちを職場にご招待）」を開催し、終日、子どもたちの好奇心をそそる参加型のSTEM（科学・技術・工学・数学）アクティビティを数多く実施しました。

はしご車の屋根から卵を落とす技術実験、顕微鏡を使った池の水サンプルの観察、ハクトウワシの巣の観察やワシの赤ちゃんの命名コンテスト、Viton™（バイトン™）製造エリアの見学、科学実験による自分だけのアイスクリーム作り、体験型消化器デモンストレーションなど、さまざまなアクティビティが用意され、6歳から16歳まで45名の子どもたちが参加しました。

子どもたちにとっては、両親が毎日どのような仕事をしているのかを間近で見ただけでなく、STEMについても理解を深めることができた一日となりました。

Chemours（ケマーズ）のチェンバース工場では、セーラム郡の地域的繁栄に向けた取り組みに時間と資源を投入しています。その一環として、同工場の女性ネットワークは、10人の新しい母親と10人の新生児のために、従業員が必要な物資を集めて梱包するイベントを新たに開催し、この特別な時期をより快適に過ごせるように図りました。

責任ある製造は優先事項です

私たちの製造事業の中心にあるのは持続可能性であり、私たちが共有する環境を守るために、業界をリードする排出規制を導入しています。製造エリアに除去装置を設置したり、排水処理施設を設けたりしているのはその一環です。

地域の自然環境美化を目指して自然関連プロジェクトを主導

当社チームは、2024年のアースデイを記念して、当社最高サステナビリティ責任者Amber WellmanとWildlife Habitat Council（WHC）が主導するハイブリッド教育セッションを開催し、それに続いて自然関連の活動を現地で実施しました。チェンバーズ工場とデラウェアの拠点から44名の従業員がボランティアとして参加し、原生樹木の植樹、ポリネーターガーデンの移植、外来種の除去などを行いました。

未来のために、今、環境に投資する  

社員は、Chemours（ケマーズ）の「Gold Certified Wildlife Habitat（ゴールド認定の野生動物生息地）」の現場や、地域の科学プロジェクト、自生植物による造園、巣箱のモニタリング、生息環境向上に携わるなどして、環境のスチュワードとして誇りを持って働いています。私たちは、自然を基盤とする団体とも協力して、重要な保護活動に取り組んでいます。

• The Conserve Wildlife Foundation of New Jersey（ニュージャージー州野生動物保護基金）
• Delaware Ornithological Society（デラウェア州鳥類学協会）
• Partnership for the Delaware Estuary（デラウェア河口パートナーシップ）

当社フットプリントの削減

当社は2022年に、工場での蒸気発生を石炭ガスから天然ガスに切り替えました。ウェストバージニア州の当社ワシントン工場では、この転換を2021年に実施しました。それら2つのプロジェクトによる2023年通年の削減効果は、CO2換算排出量で5万5,000トンとなりました。

セイラムオークの遺産を記念

2019年に、歴史的なセーラムの木にある樹齢500年、高さ約30メートルのセーラムオークが突然倒れました。ニュージャージー州環境保護局は2022年に、このセイラムオークの苗木をチェンバーズ工場とニュージャージー州の全自治体に提供しました。チェンバーズ工場のチームは社屋の前に苗木を植え、この木の遺産を記念する看板を設置しました。