権限を与えられた社員

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誠実で思いやりのあるチーム

意識が高く、革新的かつ包摂的な職場の構築

責任ある化学へのコミットメントを実現するには、活気に満ちた職場文化を創造できるかどうかが重要です。そのためには、私たちの事業とこの業界を発展させる力を持った優秀な人材を惹き付け確保しなければなりません。この目標を支えるのが力強い労働力の構築です。つまり、社員一人ひとりが幅広い視点、背景、経験を受け入れ、称える環境作りに取り組む必要があります。卓越した職場を重視し、地域社会を反映した職場環境を構築することによって、私たちは社会が必要とする革新的なソリューションを提供し続けています。

2023年の活動

全世界のChemours（ケマーズ）社員の約92%が勤務する世界の15地域の拠点で「Great Place to Work® Certification™（働きがいのある職場認定）」を取得
アストゥリアス、韓国、ベルギーの拠点が「最も働きがいのある会社」に認定
U.S. News & World Reportの「Best Companies to Work For by Industry（業界別働きがいのある会社）」リストに選出され、「Best Chemical Companies to Work For（働きがいのある化学会社）」の1社に認定
3年連続でデラウェア州のトップワークプレイスに認定
8番目の社員リソースグループ（ERG）として、Chemours（ケマーズ）アメリカ先住民社員ネットワークを設立。アメリカ先住民である社員のキャリア開発と人としての成長を支援し、ネットワーキングや地域社会への働きかけを通じてアメリカ先住民の文化と考え方に対する認識を高めることを目指します

2030年CRC目標の概略

卓越性と多様性を育む

私たちは、人材開発に投資し、包摂性・多様性・公平性（ID&E）を優先し、会社の価値観を実践することにより、やりがいのある生産的な職場文化を育んでいます。こうした活動は、社員のサポートと、社員が自分のキャリアに責任を持ち、チームに積極的に関与するメンバーとなり、常に正しいことを行うことができる、信頼し合える環境の構築を目指す長期的な戦略の一部です。そのため、社員は敬意、透明性、配慮をもって社員に接するChemours（ケマーズ）に信頼を寄せることができます。

この信頼という基盤に基づき、Chemours（ケマーズ）は、あらゆるレベルのさまざまな背景を持つ社員に、個人的な成長とキャリアアップを促進する有意義な機会を提供することに尽力しています。例えば、以下のような機会を提供しています。

インターンや就業体験の学生を卒業後に正社員として採用
社員が経験を広げることができるように、部門や職務内だけでなく、他の部門や職務への異動機会を提供
人間的な成長と仕事面での成長を促進するメンタリング機会を提供
社員全員に一つ以上のERGへの参加を奨励
より責任の重い新しい任務に向けて社員を育成
コーチング、評価、その他の学習・能力開発プログラムなど、人材開発の取り組みを通じてリーダーシップに投資

社員へのこうした投資を通して、会社の成長を後押しし、さらなる発展に向けたChemours（ケマーズ）の能力を高めています。包摂性、多様性、公平性を兼ね備えた文化を積極的に構築し、促進することによって、Chemours（ケマーズ）の社員一人ひとりが毎日自分らしさを最大限に発揮できる職場環境を作り出しています。それがChemours（ケマーズ）のイノベーションを促進し、顧客体験を豊かにし、Chemours（ケマーズ）が影響を与える地域社会に対する私たちの理解を深めています。

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包摂的な職場文化

ケーススタディ

「Great Place to Work®（働きがいのある職場）」を構築する

当社では、社員エンゲージメントを測定する主なツールとして、全世界で「Great Place to Work®（働きがいのある職場）」の調査手法を利用しています。2023年半ばにこの調査を実施した際には、76%もの社員から回答が得られ、回答率は過去最高でした。2022年以降、すべての設問のグローバル平均は73%で堅調な位置付けを維持しています。これは、設問内容にどの程度同意するかという質問に対し、1から5までの5段階評価のうち4（しばしばある）と5（とてもよくある）の回答が多い点にも表れています。 2023年には、ベルギー、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、日本、メキシコ、シンガポール、スペイン、韓国、スイス、タイ、米国など、世界の15地域で「Great Place to Work®（働きがいのある職場）」認定を取得しました。92%近くの社員がこれらの国で勤務しています。

社員間の表彰

Chemours（ケマーズ）の表彰プログラムであるオレンジアワードは、会社に価値ある貢献をした世界中の同僚を称える機会を提供するものです。このプログラムは、私たちの価値観や行動を実践したり、有意義な影響を与えたりした同僚に感謝の気持ちを伝えるための手段です。あらゆる拠点で勤務するすべての社員がこのプログラムを利用して、部署や事業部門、勤務地を問わず、上司、部下、同僚を表彰できます。2023年には、社員の95%以上がこの表彰プログラムを利用し、102,000を超えるアワードが授与されました。

three employees having a discussion at a facility

傾聴と行動

当社は、2023年にも、米国の社員の声を聞くセッションを開催し、報酬や福利厚生制度について意見とアイデアを集めました。私たちは社員の意見を検討し、2023年の制度について3つの重要な決定を下しました。まず、Chemours（ケマーズ）は高騰した医療費と処方薬費用のかなりの部分を吸収しました。次に、社員に体重管理のコンシェルジュサービスを提供することに合意しました。これは、これまで社員に提供してきた慢性疾患のケアをさらに発展させたものです。最後に、オンラインでプライマリーケア医の代替手段で受診できるサービスを導入しました。これは、50州すべてのあらゆる郡で初診患者の診察を提供し、初診は5営業日以内に、それから2回目以降の診察は1～2日以内に受診可能であることを保証するサービスです。

社員リソースグループ

進歩のための連携

社員リソースグループがもたらした影響を称える

パートナーシップは、Chemours（ケマーズ）社内でも社外でも等しく重要です。Chemours（ケマーズ）のERGは、共通の特徴を持つ個人が1年を通じて集まることで、仕事やプライベートで互いを支え合い、地域社会にプラスの影響を与えることができる素晴らしい実例です。以下に、2023年にERGが影響をもたらした活動をいくつかご紹介します。

Chemours（ケマーズ）ラテンアメリカリソース組織（CLARO）は、Chemours（ケマーズ）で応用可能なSTEM（科学・技術・工学・数学）分野を学ぶヒスパニック系やラテンアメリカ系の大学生を対象とした化学の未来奨学金プログラムを実施しました。
Chemours（ケマーズ）アジアグループ（CAG）は、作家兼講演者のKate Mangino氏を招いて「ジェンダー平等が誰にとっても良い理由」というオンライン会議をCLAROおよびCWNと共同主催しました。
Chemours（ケマーズ）黒人社員ネットワーク（CBEN）は、キング牧師記念日を記念してバーチャルイベントを開催しました。約300名の社員がオンラインや現地に足を運んで参加しました。
8番目のERGとして、Chemours（ケマーズ）アメリカ先住民社員ネットワーク（CNAEN）が設立されました。CNAENは、アメリカ先住民である社員のキャリア開発と人としての成長を支援し、ネットワーキングと地域社会への働きかけを通じて当社の文化と考え方に対する認識を高めることによって、多様な職場に貢献することをミッションとしています。
Chemours（ケマーズ）女性ネットワーク（CWN）は、女性エンジニア協会（Society of Women Engineers：SWE）の2023年会議にChemours（ケマーズ）の代表者10名を初めて派遣しました。
Chemours（ケマーズ）新人ネットワーク（ECN）は、四半期ごとにChemours（ケマーズ）のリーダーによる能力開発学習セッションを開催し、Chemours（ケマーズ）の価値とChemours（ケマーズ）が提供する独自の福利厚生についてECNを啓蒙し、さまざまなキャリアパスについてアドバイスを提供しました。
Chemours（ケマーズ）LGBTQIA+ネットワーク（PRIDE）は、著名で経験豊富なゲストスピーカーを招き、初の現地開催のプライド月間イベントを主催しました。
退役軍人ネットワーク（VetNet）は、リアル／オンラインイベントであるVetFest 2023に3年連続で参加しました。イベントには、Town of WhitehallとStop Soldier Suicideに貢献する5キロラン／ラック／ウォークなどがありました。