世界に通用するモノづくり

安全と環境スチュワードシップのロールモデル

台湾、観音

安全と品質を約束します。

観音工場は1990年代初めに建設され、1994年5月に操業を開始しました。この工場は、1977年以降にデュポンが未開拓地に建設した最初のTiO2(酸化チタン)工場でした。工場は1994年5月から、操業が停止された2023年6月まで操業していました。台湾の規制当局と協力して、工場の担当者は施設の閉鎖と解体作業を実施しており、15,000トンの鋼、250トンの銅、100トンのステンレス鋼、30トンのアルミニウムを地域経済にリサイクルしています。土地から資材が完全に撤去されたら、この土地は他の産業が利用できるようになるでしょう。

29年間の操業期間中、継続的な改善の取り組みにより工場の生産能力は約3倍に拡大し、台湾およびアジア全域の顧客にサービスを提供してきました。観音で製造される製品には、乾燥およびスラリーのTiO₂(酸化チタン)と、道路建設の補助基層や地質改良に使用される副産物のKuan Yin Crete(観音クリート)がありました。  観音の運営チームはそのオペレーショナルエクセレンスで知られており、年間を通じてリーダーの育成に取り組み、デュポンには数多くのリーダーが輩出されました。そのリーダーらは中国の他の業務部門や施設に赴き、卓越した文化の醸成と成果の達成に貢献しました。

この工場は、その操業期間中、安全性と環境実績について多くの賞を受賞しました。観音工場は台湾政府から安全・環境スチュワードシップのロールモデルとして認められ、安全と環境保護に関する台湾政府、産業界、顧客の意識向上を積極的に促しました。この工場は地域社会との良好な関係を築きました。また、近隣の村のリーダーとコミュニティ諮問協議会を設置した産業界で初めての工場の1つでもありました。

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