持続可能なサプライチェーン

2023年版レポートのダウンロード

持続可能性へのコミットメントをサプライヤーと共有する

Chemours(ケマーズ)は、サプライチェーンの持続可能性を高めるために、サプライヤーネットワークと協力しています。

Chemours(ケマーズ)のイノベーションと持続可能なソリューションの柱は、当社バリューチェーン全体(上流は持続可能なサプライチェーンプログラムから、下流は持続可能な製品プログラムまで)の指針です。責任ある調達は、私たちの持続可能なサプライチェーンプログラムの主要な要素であり、それにより私たちは、顧客のニーズに応える製品を確実に製造して提供することができるようになります。持続可能なサプライチェーンの構築とは、単にサプライヤーへの期待事項を設定するだけではありません。収益性、信頼性、品質に加えて、安全性とセキュリティ、継続性と回復力、社会的責任と環境責任などの基本的な持続可能性の属性が含まれます。

2023年の活動

  • EcoVadis社のアセスメントで、Chemours(ケマーズ)の持続可能な調達テーマのスコアが10ポイント向上 
  • アセスメントを実施したサプライチェーンパートナーの84%が、サプライヤーの持続可能性アセスメントでChemours(ケマーズ)の現在の期待値である45以上というスコアを達成 
  • 現場でTogether for Sustainability(TfS)監査を開始し、メンバーとしてKPIに貢献。監査目標はまだ達成できていませんが、継続的な改善に引き続き取り組んでいます
  • 2023年における毎年恒例のChemours(ケマーズ)の責任あるサプライヤーアワードによって、サプライチェーン全体で品質、イノベーション、持続可能性の向上を推進して功績をあげた企業を表彰
  • EcoVadis社のOutstanding Program Management Award(優れたプログラム管理アワード)に2回目の選出
2030年CRC目標の概略

より持続可能なサプライチェーンの構築に向けて

世界60カ国以上に広がる9,000社以上のサプライヤーとの広範なネットワークであるChemours(ケマーズ)のサプライヤーネットワークは、私たちが生み出す責任ある化学に欠かせない要素です。私たちは、EcoVadis社と提携して実施するサプライヤー企業責任アセスメントを通じて、サプライヤーの持続可能性に関する実績を測定しています。また、倫理的なビジネス慣行、社会的実績、環境実績、持続可能なサプライチェーンという4つのESGカテゴリー全体でアセスメントを行っています。アセスメントが終了したサプライヤーには、ESGパフォーマンスを改善する機会の提案を記載したスコアカードが提供されます。2023年にアセスメントを実施したサプライヤーのEcoVadis社のスコア平均は、EcoVadis社のベンチマークを上回っていました(0~100段階中、EcoVadis社のネットワークに参加している全企業に基づく)。

私たちは、サプライヤーがそれぞれの持続可能性の歩みを進める中で、私たちがサプライヤーに影響や支援を与える余地は常にあると考えています。私たちは、持続可能な実務慣行をサプライチェーン全体に落とし込む支援として、進捗状況の評価、目標設定およびプログラム設計を継続していきます。