総体的な安全性の採用

安全性へのこだわりは責任ある化学に深く根付いています

責任ある化学は、私たちの社員やバリューチェーン全体の関係者の安全と健康を重視することから始まります。私たちは、従業員がリスクを認識して管理できるようにし、経験から学び、環境・安全衛生(EHS)システムの優れた実行に注力することによって、安全性へのこだわりという価値観を日々実践し、パフォーマンスを継続的に改善しています。私たちは、積極的なリスク管理、学習の文化、管理システムの実行、業界最高水準のパフォーマンスを通じて、安全性へのこだわりの価値観を示しています。この際に、私たちは安全性へのこだわりの価値観と総体的な安全性へのアプローチを一致させています

2023年の活動

  • 第二者監査プロセスを新しく導入
  • 看護スタッフが必要に応じて確認および利用できるように、拠点で使用される毒性の強い材料(HTM)に関する治療プロトコルと医薬品のライブラリを開発。この情報は、新人看護師がChemours(ケマーズ)の毒性の強い材料(HTM)について学ぶ際に役立てられます 
  • インシデント分析ツールを開発し、調査に使用する方法について研修を実施
  • 米国南部とラテンアメリカにおいて緊急対応能力を支援する体制を改善するため、戦略的な場所に前方監視員を追加し、緊急対応プログラムを強化
  • 社内追跡システムであるETQ Relianceの緊急時対応モジュールを強化し、現場の訓練追跡機能を改善
  • 米国の拠点で請負業者のEHS事前資格審査プロセスを管理する新しいデジタルソリューションを導入し、可視性の向上とプロセスの合理化を達成
  • 請負業者安全ハンドブックを更新して再発行

2030年CRC目標の概略

安全に関する事故をゼロにすることを目指して

私たちは、測定可能な優れた安全衛生上の成果を一貫して達成することを目指しています。同様に、安全性へのこだわりの価値観と総体的な安全性を一致させることで、危険の防止にも果敢に取り組んでいます。私たちは、社員の身体的な安全を守るために人材、施設、プロセスに投資するとともに、Chemours(ケマーズ)のあらゆる環境で社員が安心して働けるように、総体的な安全性にも同様に取り組んでいます。私たちは、すべての社員が最高のパフォーマンスを発揮できるように、目的のある断固とした行動を取り、社員の総合的な健康をサポートします。総体的な安全性を重視するChemours(ケマーズ)は、当社がは社員の健康と安全にとって非常に重要であると考える、さまざまな福利厚生とウェルビーイングプログラムを提供しています。

2023年のChemours(ケマーズ)社員の労働時間は1,300万時間を超え、要記録負傷事案は20件でした。請負業者の労働時間は約750万時間で、要記録負傷事案は14件でした。私たちは「安全性へのこだわり」という文化により、現場での安全リテラシーと能力を高めるための研修機会を求めるよう社員に要求し、奨励しています。2023年には、全世界の社員が約49,248時間の座学研修とコンピューターベースの研修を完了しました。