より早く排出量を削減することに尽力

私たちはより良い未来のために投資とイノベーションを行っています

気候変動は地球が抱える重大な問題であり、現代社会が直面している最も緊急性の高い課題の一つです。Chemours(ケマーズ)もその一員である化学業界は、低炭素経済への移行に関して中心的で難しい役割を担っています。なぜなら、現在も将来も、低炭素とエネルギー削減技術を実現する化学品が求められているからです。化学業界は、自社の排出量を減らしつつ、この需要に応える形で成長していかなければなりません。

2023年の活動

  • 当社の温室効果ガス(GHG)排出量の約90%を占める拠点の当社データ管理プロセスをさらに簡素化し合理化するために、一元化されたデータ管理システムを導入
  • 60件以上の個別プロジェクトを全社的に実施し、2022年からエネルギー効率の3.9%向上を達成
  • 米国エネルギー省によって助成金の対象に選定された7つの水素ハブの一つであるアパラチア地域クリーン水素ハブ(ARCH2)における提携

2030年CRC目標の概略

実質ゼロに向けての歩みを継続

Chemours(ケマーズ)では、計画的なエネルギー効率の改善、再生可能電力、プロセス排出量の削減を盛り込んだ脱炭素化ロードマップを策定しています。このロードマップには、電化や再生可能な熱エネルギーなど、新しい脱炭素化手段を特定するための選任チームが含まれています。責任ある製造は、Chemours(ケマーズ)の事業、サプライヤーや顧客との協力における当社のアプローチの中心です。私たちは、資源の利用とエネルギー効率を改善し、製造施設に低排出技術を導入し、再生可能電力の使用を増やすことで、ふっ素系有機化合物(FOC)の大気へのプロセス排出量を含むスコープ1とスコープ2のGHG排出量の削減に尽力しています。2023年には、排出量削減目標達成に向けた取り組みを2022年に完了したことや、サーマル & スペシャライズド ソリューションズとアドバンスト パフォーマンス マテリアルズの製造拠点のいくつかで業務効率が向上したことにより、GHG排出量の削減が進みました。

一段高くなった歩道の上に立って下を見下ろす2人の従業員