米国ワシントン、2020年11月17日(PR Newswire) -- 米国化学工業協会(ACC)、米国化学技術者協会(AIChE)、The Chemours Company(ケマーズ)、HBCU Week Foundationは本日、より多くの社会的弱者・少数派が化学業界に携わり、成功するための道筋を作ることを目的とした、業界初の公平性、多様性(ダイバーシティ)、受容性(インクルージョン)に関する共同イニシアチブを発表しました。
STEMの未来奨学生計画(Future of STEM Scholars Initiative:FOSSI)は、歴史ある黒人大学(Historically Black Colleges and Universities:HBCU)で科学・技術・工学・数学(STEM)を専攻する学生を対象に、メーカー、サプライチェーンパートナー、その他の関係者が奨学金の提供、インターンシップの実施、メンタリングやリーダーシップ研修のファシリテーションを行う機会です。
初年度に720万ドルを投資して150名のSTEM奨学生を支援するという意欲的な目標を掲げているFOSSIは、化学業界の未来に大きな影響を与えるために業界の力を結集します。
FOSSIは、AIChEの「Doing a World of Good(より良い未来のための行動)」キャンペーンとその「All for Good: Engineering for Inclusion(明るい未来のために:受容のエンジニアリング)」という優先課題の中核的な取り組みであり、公平性、多様性、受容性の向上を業界全体で推進するものです。ACCとChemours(ケマーズ)はFOSSIの共同設立者で、この計画の意欲的な初年度目標を達成するため、業界のコミットメントを推進しています。また、主要スポンサーであるChemours(ケマーズ)は、複数年にわたり500万ドルの貢献を約束しています。HBCU Week Foundationは、このイニシアチブの奨学金管理者として、教育機関や学生との連携を促進します。
ACCの会長兼CEOであるChris Jahnは、「ACCとそのメンバーは、各施設、役員室、ACCが活動する地域社会における多様性を高めるために尽力しています」と話しています。また、「私たちは、FOSSIのような公平性、多様性、受容性を促進するプログラムが団結した労働力の構築に貢献し、あらゆる企業と個人の経済的発展を促すことの重要性を認識しています」と付け加えました。
AIChEのエグゼクティブディレクター兼CEOであるJune Wispelweyはこう述べています。「AIChEは職業上の公平性、多様性、受容性を100%実現することを目標に掲げ、全力で取り組んでいます。私たちはACC、Chemours(ケマーズ)、HBCU Week Foundationなどのパートナーと協力して取り組み、FOSSIが切り開いた道で何百人もの学生がHBCUに入学し、化学業界の未来を担う優れた人材になることを期待しています」
ACC理事会の理事長で、Chemours(ケマーズ)のCEOであり、FOSSI設立時の会長でもあるMark Vergnanoはこう述べています。「Chemours(ケマーズ)は企業責任コミットメントでも、日々生産している重要な化学品でも、事業を展開する地域社会への貢献を約束しています。私たちはFOSSIの主要スポンサーとなり、業界の企業と協力して、この画期的なプログラムを推進できることをうれしく思います。より多くの人がSTEM教育を受けられるように業界の門戸を開くことにより、私たちは多様性、受容性、公平性を推進するだけでなく、業界のパラダイムを変え、競争力の高い労働力を生み出し、人々の生活を変えようとしています」
また、HBCU Week Foundationの創設者兼CEO、Ashley Christopherはこう述べています。「HBCU Week Foundation、AIChE、ACC、Chemours(ケマーズ)によるこのパートナーシップを誇りに思います。こうしたパートナーシップにより、全米の黒人、褐色人種の子供たちはHBCUでの学費の負担を最小限に抑えつつ、潜在能力を最大限に発揮できます」
FOSSIの詳細については、aiche.org/fossiをご覧ください。
米国化学工業協会について
米国化学工業協会(ACC)は、化学に関する事業に従事する主要企業を代表する団体です。ACCのメンバー企業は、化学に関する科学を応用して、人々の生活をより良く、より健康に、より安全にする革新的な製品やサービスを作っています。ACCは、レスポンシブルケア(Responsible Care®)、主要な公共政策問題に対処するための常識的なアドボカシー、健康や環境に関する研究および製品テストを通じて、環境・健康・安全実績を向上させるために尽力しています。化学業界は5,650億ドルという大規模な産業であり、米国経済の重要な構成要素です。全米の物品輸出の10%を占める、米国最大の輸出業のひとつでもあります。化学企業による研究開発分野への投資は最大規模です。安全性とセキュリティはACCのメンバーにとって常に最大の関心事であり、政府機関と緊密に連携してセキュリティを向上させ、国の重要なインフラに対するあらゆる脅威を防ぐための取り組みを強化しています。
米国化学技術者協会について
米国化学技術者協会(AIChE)は、世界110カ国、60,000人以上の化学技術者が所属する職能団体です。そのメンバーは化学プロセスに関する知識を用いて、企業、大学、政府などで社会に役立つ安全で有用な製品を開発しています。AIChEは様々なプログラムを通して、エネルギー、持続可能性、生物・環境工学、ナノテクノロジー、化学工場の安全性とセキュリティなどの分野における最先端の化学工学研究に関する情報交換の中心的存在であり続けています。AIChEの詳細については、www.aiche.orgをご覧ください。AIChE Foundationの「Doing a World of Good(より良い未来のための行動)」キャンペーンやその他のプログラムの詳細については、www.aiche.org/giving/をご覧ください。
The Chemours Company(ケマーズ)について
The Chemours Company(ケマーズ)(NYSE:CC)は、チタニウム テクノロジー、フロロプロダクツ、特殊化学品事業分野のグローバルリーダーであり、市場を特徴づける製品、用途の専門知識、化学を基盤としたイノベーションを通じて、幅広い業界の顧客にソリューションを提供しています。 Chemours(ケマーズ)が提供する素材は、プラスチックやコーティング製品、冷凍冷蔵機器、エアコン、採鉱、一般的な工業製品製造などに使用されています。主な製品には、Teflon™(テフロン™)、Ti-Pure™(タイピュア™)、Krytox™(クライトックス™)、Viton™(バイトン™)、Opteon™(オプテオン™)、Freon™(フレオン™)、Nafion™(ナフィオン™)などの有名ブランドがあります。2019年、Chemours(ケマーズ)はニューズウィーク誌の「アメリカの最も責任ある企業」に選出されました。Chemours(ケマーズ)は、およそ7,000人の社員と30の製造拠点を擁し、120カ国以上で約3,700社の顧客にサービスを提供しています。Chemours(ケマーズ)の本社は米国デラウェア州ウィルミントンにあり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に「CC」のシンボルで上場しています。
HBCU Week Foundationについて
HBCU Week Foundationの使命は、高校生の若者にHBCUへの入学を促し、入学のための奨学金を支給し、学部から米国企業への就職のパイプラインを維持することです。HBCU Weekで最も影響力のあるイベントは「HBCUカレッジフェア」です。HBCU Week Foundation, Inc.は、501(c)(3) 慈善団体です。
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出所:The Chemours Company(ケマーズ)、米国化学工業協会(ACC)、米国化学技術者協会(AIChE)、HBCU Week Foundation