- 現CEOのMark Vergnanoが取締役会長に就任
- 現取締役会長のRichard H. Brownは引退を表明。
- 取締役のDawn Farrellが筆頭社外取締役に就任
- すべての人事は2021年7月1日付
米国デラウェア州ウィルミントン、2021年6月3日 -- チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズ、特殊化学品事業の各分野で市場をリードする世界的な化学企業であるThe Chemours Company(ケマーズ)(NYSE:CC)は本日、2021年7月1日付となる経営陣の移行を発表しました。
2015年の創業以来、Chemours(ケマーズ)のCEOを務めてきたMark Vergnanoの後任として、現最高執行責任者(COO)であるMark NewmanがCEOに就任します。同社を退職するVergnanoは2021年の残りの期間、取締役会の非常勤会長に就任し、Newmanへのスムーズなリーダーシップ移行を確実にします。引退の意向を表明した現取締役会長で、これまで6年にわたって取締役会を率いてきたRichard H. Brownの後任となります。これにともない、同社の創業以来取締役を務め、監査委員会および報酬委員会の役員を務めるDawn Farrellが筆頭社外取締役に就任します。
Newmanは、「Chemours(ケマーズ)を率いる機会を与えられたことは光栄で、大変うれしく思います」とコメントしています。「非常に強力な会社であり、継続的な成長の準備が整っています。当社には6,500人の非常に優秀な社員がおり、現代生活を支える化学と製品で、変化する世界の要求に責任を持って応えようと尽力しています。現在のエキサイティングな瞬間は、社員の大変な努力、顧客との協力関係、そしてMark Vergnanoのリーダーシップなしにはあり得ません。この6年間、Markと一緒に仕事をしてきた私は、彼の貢献がどれほど大きなものであったかを直接見て知っています。事業に対する献身的なリーダーシップと、Chemours(ケマーズ)の価値観を実践する情熱は、私たち全員の模範となるものです。MarkがChemours(ケマーズ)の一員として残ってくれることをうれしく思うとともに、取締役会長である彼と一緒に働けることを楽しみにしています」
Vergnanoはこう述べています。「創業以来、Chemours(ケマーズ)とその社員を率いてきたことは、大変な名誉であり、光栄なことでした。私は、会社を設立し、今日のような堅実な会社にしてきたことを大いに誇りに思っています。絶えず変化する世の中で、イノベーターとして、また業界のリーダーとして、私たちが達成すべきことはまだまだたくさんあります。確固たる基盤の上に立つChemours(ケマーズ)の未来は、力強く成長する見込みのある明るいものであり、この未来に向けて私たちを導くのに、Mark Newman以上に適した人物はいません。最初に最高財務責任者(CFO)、次に最高執行責任者(COO)としての責務を担ってきたMarkは、私たちが成し遂げてきたすべてに第一日目から貢献してきた真のパートナーです。彼は揺るぎない信念で社員を支え、顧客のニーズを満たしてそれ以上のものを提供しようと献身的に取り組み、当社の基盤となる価値観を守るために尽力してきました。私はMarkにこれ以上ないほどの信頼を寄せており、新しい職務に就いてからも引き続きMarkと一緒に仕事をすることを楽しみにしています。私は、これまで模範的なリーダーであり、メンターであり、教育者であり、真の友人でもあったDick Brownの後を引き継ぎます。彼が私とChemours(ケマーズ)のためにしてくれたすべてに感謝しています」
Brownはこう述べています。「Chemours(ケマーズ)のような優れた新会社の一員となり、6年間にわたり取締役会長を務められたことを光栄に思います。私はこの会社で築くことができた人間関係にとても感謝しており、これからもChemours(ケマーズ)ファミリーとのつながりを大切にしていきたいと考えています。考え抜かれたこの移行については、Mark Newmanのリーダーとしての実績を考えると、この会社を次の成長段階に効果的に導いてくれると確信しています。Mark Vergnanoは優れた取締役会長になり、Dawn Farrellは筆頭社外取締役として、揺るぎない姿勢で投資家の利益を守ってくれるでしょう。MarkとDawnは会社のすべてのステークホルダーのために絶え間なく尽力してくれると思います」
Mark VergnanoとMark Newmanのビデオメッセージは、Chemours(ケマーズ)IRウェブサイトでご覧いただけます。
Mark Newmanは2014年、シニアバイスプレジデント兼最高財務責任者としてChemours(ケマーズ)に入社しました。独立した上場企業としてのChemours(ケマーズ)立ち上げに尽力し、その各事業をまとめて収益性の高い企業にしてきました。2019年、Newmanはグローバルな商業事業を統括する最高執行責任者(COO)に就任しました。★彼の監督下で、旧「フロロプロダクツ」部門は ★サーマル & スペシャライズド ソリューションズとアドバンスト パフォーマンス マテリアルズという2つの部門に進化しました。彼は2020年を通して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的感染拡大へのグローバル対応を管理する同社の危機管理チームを統括しました。Newman氏はChemours(ケマーズ)のDiversity and Inclusion Council(多様性と包摂性会議)のエグゼクティブスポンサーを務めました。このグループは、人材の採用と育成、企業文化、コミュニティへの参加など、包摂性および多様性の取り組みを総合的に改善する役割を担っています。NewmanはChemours(ケマーズ)入社前、SunCoke Energyのシニアバイスプレジデント兼最高財務責任者として、戦略、事業開発、情報技術を統括していました。また、1986年に入社したゼネラルモーターズなどで、米国と中国のオペレーションや財務の上級管理職を歴任しています。Newmanはカナダのオンタリオ州ウォータールーにあるウォータールー大学で機械工学の応用科学学士号を取得し、ウェスタンオンタリオ大学のリチャードアイビービジネススクールで経営学修士号を取得しました。
Mark Vergnanoは、化学分野で40年を超える経験のある、親しみやすく協力的なリーダーです。1980年にデュポンでプロセスエンジニアとしてキャリアをスタートし、さまざまなリーダー職を経て、2015年にChemours(ケマーズ)が独立企業として設立される際、初代CEOに就任しました。米国化学工業協会(ACC)理事会の元会長で、同協会のサステナビリティ委員会の共同議長を務めています。全米安全評議会(NSC)理事会元会長です。Vergnanoは、2020年に創設に尽力したSTEMの未来奨学生計画(Future of STEM Scholars Initiative:FOSSI)の会長であり、母校であるコネチカット大学に新たに設立されたVergnano Institute for Inclusion(Vergnano包摂研究所)の主要な出資者でもあります。引き続き、ジョンソンコントロールズインターナショナルの取締役を務めています。
Dawn Farrellは、引退したエネルギー業界幹部であり、TransAlta Corporationの元CEOです。35年間のキャリアの大半は、TransAltaとBC Hydroでさまざまなリーダーシップを発揮してきました。Business Council of Canada、Conference Board of Canada、Alberta Business Councilの元役員でもあります。
The Chemours Company(ケマーズ)について
The Chemours Company(「Chemours(ケマーズ)」または「当社」)(NYSE:CC)は、チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズ、特殊化学品事業分野のグローバルリーダーであり、市場を特徴づける製品、用途の専門知識、化学を基盤としたイノベーションを通じて、幅広い業界の顧客企業にソリューションを提供しています。コーティング剤、プラスチック、冷凍冷蔵機器、エアコン、輸送、半導体、家電製品、一般的な工業製品、鉱業、石油・ガスなどの市場向けに、幅広い工業化学製品、特殊化学製品によるカスタマイズソリューションを提供しています。 主な製品には、Ti-Pure™(タイピュア™)、Opteon™(オプテオン™)、Freon™(フレオン™)、Nafion™(ナフィオン™)、Krytox™(クライトックス™)、Teflon™(テフロン™)、Viton™(バイトン™)などの有名ブランドがあります。2019年、Chemours(ケマーズ)はニューズウィーク誌の「アメリカの最も責任ある企業」に選出されました。Chemours(ケマーズ)は、およそ6,500人の社員と30の製造拠点を擁し、約120カ国で約3,300社の顧客にサービスを提供しています。Chemours(ケマーズ)の本社は米国デラウェア州ウィルミントンにあり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に「CC」のシンボルで上場しています。
詳細については、chemours.comにアクセスするか、ツイッターの@Chemours、もしくはLinkedInをフォローしてください。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、米国1933年証券法第27A条および1934年証券取引所法第21E条に規定される意味における、リスクおよび不確実性を伴う将来見通しに関する記述が含まれています。将来見通しに関する記述は、特定の仮定に基づく将来の事象に関する現時点での予想であり、過去または現在の事実に直接関係していない記述を含んでいます。「信じる」、「期待する」、「するだろう」、「予想する」、「計画する」、「推定する」、「目標にする」、「想定する」などの言葉や類似した表現は、一般的に「将来見通しに関する記述」を示しており、かかる記述が発表された日付時点での見通しとなります。将来見通しに関する記述には、係争中または将来の環境賠償責任の結果または解決、規制当局による調査・審理・手続きの開始・結果・解決、訴訟の開始・結果・和解、当社の製品の需要または採用に影響する米国その他の管轄区域における環境規制の変更、各分野および当社全体について予想される将来の業務および財務実績、事業の計画・見通し・目的・目標・コミットメント、設備投資・投資計画および目標資本支出、配当または株式買い戻し計画、知的財産保護の十分性や長期性、コスト削減目標、収益性と成長を伸ばす計画、買収を行う当社の能力、買収した事業や資産を当社の事業へ統合する能力、予想される相乗効果またはコスト削減を達成する能力などが含まれることがありますが、これらはすべて相当なリスクと不確実性を内包するものであり、実際の結果は、これらの記述によって明示的または黙示的に示されたものとは大きく異なる可能性があります。将来見通しに関する記述は、正確ではない、あるいは実現しない可能性のある将来の事象に関する特定の仮定や予想に基づいています。これらの記述は今後の業績を保証するものではありません。将来見通しに関する記述は、Chemours(ケマーズ)の管理が及ばないリスクや不確実性を伴うことがあります。さらに、現在の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックが米国および世界の経済や商品・金融市場に大きな影響を及ぼし、当社の業績にマイナスの影響を与えており、今後もその影響が続くと思われます。パンデミックの全容とその影響は未知数ですが、現時点で金融・商品市場の極端な変動、経済活動の大幅な鈍化、世界的な景気後退予測の高まりなどがみられます。官民一体となった対応により、世界各地で渡航の大幅な制限、一時的な営業停止、検疫、株式市場の変動、消費活動や商業活動の全般的な低下などが発生しています。当社がコントロールできない問題が事業および業務に影響を及ぼしており、国内外の事業部門への社員の出張制限、社員の健康や福祉への悪影響、製品に対する需要の大幅減、顧客への商品・サービス供給の遅れ、サプライチェーンの混乱、ビジネスパートナーが被る悪影響、その他予測不可能な事態が生じたり、長引いたりする可能性があります。さらに、現時点でChemours(ケマーズ)が特定できない、または現時点でビジネスに重大な影響を与えるとは予想していないリスクや不確実性が他にもある可能性があります。こうした相違をもたらし得る、またはそれに寄与し得る要因には、2021年3月31日期のForm 10-Q四半期報告書、2020年12月31日期のForm 10-K年次報告書など、米国証券取引委員会に提出された書類に記載されているリスク、不確実性、その他の要因が含まれます。Chemours(ケマーズ)は、法律で義務付けられている場合を除き、いかなる場合でも将来の見通しに関する記述を修正または更新する義務を負いません。
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