ケマーズ、バイデン政権によるキガリ修正案の批准支持を称賛

COP26に続き、AIM(米国イノベーションおよび製造業:American Innovation and Manufacturing)法に基づくハイドロフルオロカーボン(HFC)の段階的削減の第一段階が2022年1月1日に発効することを受け、ケマーズでは、モントリオール議定書のキガリ修正案の批准を支持するバイデン政権を称賛するとともに、上院が同条約を速やかに批准することも奨励しています。

ケマーズは独立した会社として設立されて以来、優れた環境管理者となるよう努めており、製品の製造と使用に責任を持って取り組んできました。ケマーズは、各国が気候変動に対処するために重要な措置を取り続ける中、環境的にも経済的にも利益をもたらすと考えられる、世界的に秩序だったHFCの段階的削減行動を一貫して支持してきました。

ケマーズはHFCの段階的削減をサポートするために、ハイドロフルオロオレフィン(HFO)技術を活用した低地球温暖化係数(GWP)ソリューションのポートフォリオを開発し、製品化しました。これらのOpteon™(オプテオン™)のブランド製品は、代替前の製品の性能を維持または向上させ、特定用途のカーボンフットプリントを削減しつつ、グローバル規制に対応するために開発されたものです。これらは、冷凍冷蔵機器、エアコン、発泡剤などの分野でケマーズのお客様やバリューチェーンパートナーが、それぞれの用途において、より持続可能なソリューションに移行することを可能にします。

低GWPソリューションへの移行が進行する中、ケマーズは低GWP製品によって2025年までに世界ベースで推定3億2,500万トンの二酸化炭素相当量を削減すると予測しています。この削減量は、乗用車6,900万台が1年間に走行する量、または3,700万世帯の1年間のエネルギー使用量に相当します。

低GWPのHFO技術を用いた研究開発、製造資産、ダウンストリーム製品および用途の開発にすでに何億ドルもの投資を行っており、米国および世界におけるHFCの段階的削減による顧客の継続的な開発ニーズに引き続き取り組んでいきます。私たちは、世界的持続可能性の目標を前進させるというコミットメントを示すためにも、そして、低炭素経済への移行を促進するソリューションの開発、製造、提供をリードする米国の民間企業の競争力を確保するためにも、上院がこの条約を速やかに批准することを強く求めています。