コールドフードチェーンの革新に向けてChemours(ケマーズ)とBOHNが提携。A2L技術を基盤とした南北アメリカ大陸で初めての低GWPソリューションを発表

Bohn de Mexicoは、BOHN Ecoflex業務用冷凍冷蔵機器に新しいOpteon™(オプテオン™)XL40、Opteon™(オプテオン™)XL20、Opteon™(オプテオン™)XL10冷媒を採用します

チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、およびアドバンスト パフォーマンス マテリアルズの分野で市場をリードする世界的な化学企業、The Chemours Company(「Chemours(ケマーズ)」)(NYSE:CC)は、業務用および産業用冷凍冷蔵機器技術と製造の大手企業で、中南米およびメキシコ地域で事業を展開するBohn de Mexicoとの提携を発表しました。提携の一環として、Bohn de Mexicoは、オゾン破壊係数(ODP)がゼロで地球温暖化係数(GWP)が低い冷媒であるOpteon™(オプテオン™)XL20(R-454 C)、Opteon™(オプテオン™)XL40(R-454A)、およびOpteon™(オプテオン™)XL10(R-1234yf)をBOHN Ecoflexコンデンシングユニットの新ラインに採用します。

「今日、冷凍冷蔵機器業界のユーザーは、現在の環境規制を遵守し、自社の環境持続性目標の達成を支援する、効率的で手頃なソリューションを求めています」とメキシコCACおよびアンデス地域でChemours(ケマーズ)のOpteon™(オプテオン™)冷媒開発リーダーを務めるMiguel Escamillaは述べています。「低GWP冷媒の使用への移行は、メキシコと全世界のHVACR(暖房、換気、空調、冷凍冷蔵)業界の現在と未来の持続可能性を特徴づけるトレンドの一つです。私たちは、Bohn de MexicoのEcoflex冷凍冷蔵機器システムの新ラインに当社のOpteon™(オプテオン™)XL冷媒ソリューションを提供できることを嬉しく思います」

Opteon™(オプテオン™)XL冷媒製品は、冷凍冷蔵機器システムの最適なエネルギー効率を実現する最先端の技術イノベーションを提供し、企業による持続可能性目標の達成を支援するBohn de Mexicoの次世代Ecoflex機器に最適な超低GWPソリューションを提供します。この新しい機器は、高額な投資、移行に要する運用コスト、あらゆる規模の店舗や冷凍冷蔵機器要件に合わせる調整の必要性を低減することで、持続可能な技術への簡単な移行を可能にします。

「BOHNは、イノベーション、品質、サービス、顧客重視の分野でリーダー的存在です。私たちは、Chemours(ケマーズ)のOpteon™(オプテオン™)XL冷媒を採用するなど、最先端の冷凍冷蔵機器技術を使用して、日々イノベーションに取り組んでいます。同時に、持続可能な方法で冷凍冷蔵のメリットを享受できるように世界をサポートしています」とBOHNのエンジニアリングおよび品質担当ディレクターであるEloy Espinosaは述べています。

冷凍食品のフードチェーンも、信頼性の高い広範な予備部品供給ネットワークを必要とします。部品や冷媒が数時間故障すると、大きな損失につながる可能性があります。また、BOHNとChemours(ケマーズ)のパートナーシップは、従来の溶剤の供給を既に行っているChemours(ケマーズ)の正規販売代理店ネットワークを活用し、システムが設置される様々な場所で交換用製品の在庫を確保していきます。

さらに、Chemours(ケマーズ)は、高まるコールドチェーンの要求を満たすため、引き続きOpteon™(オプテオン™)の生産能力の拡大に投資していきます。Chemours(ケマーズ)が2019年6月にテキサス州コーパスクリスティに施設を開設したことで、Chemours(ケマーズ)のOpteon™(オプテオン™)の生産能力は3倍以上に拡大し、この施設は世界最大級のHFO-1234yf製造施設となりました。この特徴は最近発表された拡大プロジェクトにも引き継がれます。障害を取り除く進行中のプロジェクトに加えて投資を行うことで、Opteon™(オプテオン™)の生産能力がさらに約40%拡大する予定です。

Opteon™(オプテオン™)冷媒は、輸送から食品自動販売機そして空調まで、多くの川下産業で、性能・環境持続性能・安全性・コスト面で最適なバランスを実現し、複数の用途を提供しています。これらの製品は、厳しい世界的な環境規制を満たしつつ、交換する現行製品と同等の性能を維持するか、これを上回るように開発されました。持続可能な低GWPハイドロフルオロオレフィン(HFO)を製造・供給するリーダーとして知られるChemours(ケマーズ)は、低GWP冷媒への移行を続ける顧客のニーズを満たすため、投資を継続していきます。

The Chemours Companyについて

The Chemours Company(ケマーズ)(ニューヨーク証券取引所:CC)は、チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズのグローバルリーダーであり、幅広い業界の顧客に、市場を特徴づける製品、用途の専門知識、化学を基盤としたイノベーションを有するソリューションを提供しています。コーティング、プラスチック、冷凍冷蔵機器、空調、輸送、半導体・家電、一般産業、石油・ガスなどの市場向けに、幅広い工業用・特殊化学製品によるカスタマイズされたソリューションを提供しています。主な製品には、Ti-Pure™(タイピュア™)、Opteon™(オプテオン™)、Freon™(フレオン™)、Teflon™(テフロン™)、Viton™(バイトン™)、Nafion™(ナフィオン™)、Krytox™(クライトックス™)などの有名ブランドがあります。約6,400人の従業員と29の製造拠点を有し、約120カ国で約3,200社の顧客にサービスを提供しています。Chemours(ケマーズ)の本社は米国デラウェア州ウィルミントンにあり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に「CC」のシンボルで上場しています。

詳細については、chemours.comをご覧いただくか、Twitterの@Chemours、またはLinkedInをフォローしてください。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、1933年米国証券法第27条Aおよび1934年米国証券取引所法第21条Eに規定される意味での、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述は、一定の仮定に基づく将来の出来事に関する現在の予測を提供するもので、過去または現在の事実に直接関連しない記述を含みます。特に「信じている」、「期待している」、「予定している」、「予想している」、「計画している」、「推定している」、「目標としている」、「企画している」などの表現は、一般に「将来の見通しに関する記述」であり、そのような記述がなされた時点でのものです。これらの将来の見通しに関する記述には、係争中または将来の環境負債の結果または解決、規制当局による調査・審理・手続きの開始・結果・解決、訴訟の開始・結果・和解、当社製品の需要または採用に影響を与える米国またはその他の地域における環境規制の変更、当社の各セグメントおよび当社全体の将来の営業成績および財務成績の予測、事業計画、見通し、目標、ゴールおよびコミットメント、設備投資・計画および目標資本支出、配当または自社株買いの計画、知的財産権保護の十分性または持続性、コスト削減または節約の目標、収益性と成長を伸ばす計画、当社の買収能力、買収した事業や資産を当社の事業に統合する能力、予想される相乗効果またはコスト削減を達成する能力などが含まれます。これらはすべて、重大なリスクと不確実性を内包するものであり、実際の業績はこれらの記述によって明示的または黙示的に示されるものとは大きく異なる可能性があります。将来の見通しに関する記述は、一定の仮定と将来の事象に対する期待に基づくものであり、正確でない可能性や実現しない可能性があります。これらの記述は、将来の業績を保証するものではありません。また、将来の見通しに関する記述には、Chemours(ケマーズ)が制御できないリスクや不確実性が含まれています。さらに、現在流行しているCOVID-19のパンデミックは、国内および世界の経済、商品・金融市場に大きな影響を与えています。これは、当社の業績にもマイナスの影響を与えており、今後も影響を与えると考えています。パンデミックの全容と影響はまだ確定していませんが、現在までのところ、金融・商品市場の大幅な変動と経済活動の深刻な混乱が見られます。官民一体となった対応の結果、渡航制限、一時的な営業停止、検疫、株式市場の変動、消費・商業活動の中断などが世界各地で発生しました。当社がコントロールできない事項が当社の事業および業務に影響を与えており、当社が顧客に商品やサービスを提供する能力を妨げたり、サプライチェーンを混乱させたり、ビジネスパートナーに悪影響を及ぼしたり、当社製品に対する需要を大幅に減少させたり、従業員の健康や福祉に悪影響を与えたり、その他予測不可能な事象を引き起こし、継続させる可能性があります。さらに、現時点でChemours(ケマーズ)が特定できない、あるいは事業に重大な影響を与えるとは現時点では考えられない、その他のリスクや不確実性が存在する可能性があります。こうした相違をもたらし得る、またはそれに寄与し得る要因には、2022年9月30日期のForm 10-Q四半期報告書、2021年12月31日期のForm 10-K年次報告書など、米国証券取引委員会に提出された書類に記載されているリスク、不確実性、その他の要因が含まれます。Chemours(ケマーズ)は、法律で義務付けられている場合を除き、いかなる理由であれ、将来の見通しに関する記述を修正または更新する義務を負いません。

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出典:The Chemours Company