デラウェア州ウィルミントン --(BUSINESS WIRE)-- チタニウムテクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズの分野で市場をリードする世界的な化学企業、The Chemours Company(「Chemours(ケマーズ)」)(ニューヨーク証券取引所:CC)は、本日、ゼネラルカウンセル、コーポレートセクレタリー兼シニアバイスプレジデントのDavid Sheltonが、2023年末にChemours(ケマーズ)を退職する意向を表明したことを発表しました。Sheltonは異動計画の一環として、10月1日より同社のレガシー債務の解消および関連修復プログラムの指導・管理のみに専念し、CEOのMark Newman直属の法律顧問として活動する予定です。これに伴い、現在は戦略企画担当バイスプレジデントを務めるKristine Wellmanが、10月1日付でゼネラルカウンセル、コーポレートセクレタリー兼シニアバイスプレジデントに昇格し、政府関連業務、倫理・コンプライアンス、企業修復、セキュリティに加えて、法務の非レガシー分野を統括します。
Chemours(ケマーズ)CEO特別顧問、David Shelton(写真:Business Wire)
CEO上級顧問、David Shelton
Sheltonには30年以上の法務経験があります。Chemours(ケマーズ)では過去7年間、CEOのMark Newmanが掲げるChemours(ケマーズ)のビジョンで示される変革に向けた成長目標と戦略的優先事項の達成に貢献してきました。Sheltonのリーダーシップとレガシー債務に関する管理の下、同社はデュポンやコルテバとの歴史的な覚書(MOU)合意など、重要な法的マイルストーンを達成してきました。Sheltonは、優れた業績をあげているだけでなく、同社が揺るぎない健全性に取り組む上で、重要な推進役を担ってきました。
Chemours(ケマーズ)の社長兼CEOであるMark Newmanは、経営陣におけるSheltonの存在について、感謝の意を明らかにしています。Newmanによると、「デイブ(Dave)は当初から素晴らしいリーダーシップを発揮して、深い洞察力を備えた多様性に富む法務チームを構築するなど、大きな成果をあげてきました。組織全体にとって、粘り強さ、勇気、健全性の模範となる人物です。Dave Sheltonは間違いなく、当社にポジティブな影響を与えてきました。その影響は今後何年にもわたって残るでしょう」
Newmanはまた、こう述べています。「レガシー訴訟の解決は当社の戦略的優先事項の一つであり、DaveがChemours(ケマーズ)を退職する前にその取り組みに専念してくれるのは、私たちにとって幸運なことです。彼が引き続きリーダーシップを発揮し、その問題に注力することで、大いに助けられます」
Chemours(ケマーズ)次期ゼネラルカウンセル、コーポレートセクレタリー兼シニアバイスプレジデント、Kristine Wellman(写真:Business Wire)
ゼネラルカウンセル、コーポレートセクレタリー兼シニアバイスプレジデント、Kristine Wellman
Wellmanには、20年以上の法務経験、卓越した実績、Chemours(ケマーズ)の事業に関する深い知識があり、今後も幹部として新たな役割を担います。独立時に法務担当役員を務めたWellmanは、Chemours(ケマーズ)の独立公開企業としての立ち上げを成功させるために不可欠な役割を果たし、同社のコーポレートガバナンスの枠組みを構築しました。
Chemours(ケマーズ)在職中、Wellmanは法律分野以外の任務を通じて、能力とビジネス知識をさらに高めました。Chemours(ケマーズ)の製造拠点であるチェンバース工場の工場長を務め、パンデミックの初期段階から運用チームを安全に指揮し、中断することなくフル生産を維持したのです。また、新しいアドバンスト パフォーマンス マテリアルズ事業部門のグローバル組織設計に貢献し、さらにその持続可能性戦略のリーダーを務めて、Chemours(ケマーズ)を責任ある化学のリーダーとして位置づけました。こうして、絶えず変化する規制環境に関する戦略的分析とプランニングを担当するチームを率いるという現在の役割を担うことになったのです。
Newmanは次のように述べています。「KristineはすでにChemours(ケマーズ)に多大な貢献をしています。多様な経験を持つ彼女を経営陣に迎えることができて、これほど喜ばしいことはありません。また、目的に合った法務分野の開発を継続するために必要なレベルの才能とエネルギーを発揮して、Chemours(ケマーズ)2.0という変革の促進に貢献してくれると確信しています」
「当社は今回の役員人事により、レガシー債務の解消に重点を置きつつ、秩序ある承継を行うことができます。DaveとKristineの二人は、Chemours(ケマーズ)にとって極めて重要なこの時期と今後の当社の継続的な成功のために、辛抱強く、かつ大胆に取り組んでくれることでしょう」とNewmanは締めくくりました。
The Chemours Companyについて
The Chemours Company(ケマーズ)(ニューヨーク証券取引所:CC)は、チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズのグローバルリーダーであり、幅広い業界の顧客に、市場を特徴づける製品、用途の専門知識、化学を基盤としたイノベーションを有するソリューションを提供しています。コーティング、プラスチック、冷凍冷蔵機器、空調、輸送、半導体・家電、一般産業、石油・ガスなどの市場向けに、幅広い工業用・特殊化学製品によるカスタマイズされたソリューションを提供しています。主な製品には、Ti-Pure™(タイピュア™)、Opteon™(オプテオン™)、Freon™(フレオン™)、Teflon™(テフロン™)、Viton™(バイトン™)、Nafion™(ナフィオン™)、Krytox™(クライトックス™)などの有名ブランドがあります。約6,400人の従業員と29の製造拠点を有し、約120カ国で約3,200社の顧客にサービスを提供しています。Chemours(ケマーズ)の本社は米国デラウェア州ウィルミントンにあり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に「CC」のシンボルで上場しています。
詳細については、chemours.comをご覧いただくか、Twitterの@Chemours、またはLinkedInをフォローしてください。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、1933年米国証券法第27条Aおよび1934年米国証券取引所法第21条Eに規定される意味での、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述は、一定の仮定に基づく将来の出来事に関する現在の予測を提供するもので、過去または現在の事実に直接関連しない記述を含みます。特に「信じている」、「期待している」、「予定している」、「予想している」、「計画している」、「推定している」、「目標としている」、「企画している」などの表現は、一般に「将来の見通しに関する記述」であり、そのような記述がなされた時点でのものです。これらの将来の見通しに関する記述には、係争中または将来の環境負債の結果または解決、規制当局による調査・審理・手続きの開始・結果・解決、訴訟の開始・結果・和解、当社製品の需要または採用に影響を与える米国またはその他の地域における環境規制の変更、当社の各セグメントおよび当社全体の将来の営業成績および財務成績の予測、事業計画、見通し、目標、ゴールおよびコミットメント、設備投資・計画および目標資本支出、配当または自社株買いの計画、知的財産権保護の十分性または持続性、コスト削減または節約の目標、収益性と成長を伸ばす計画、当社の買収能力、買収した事業や資産を当社の事業に統合する能力、予想される相乗効果またはコスト削減を達成する能力などが含まれます。これらはすべて、重大なリスクと不確実性を内包するものであり、実際の業績はこれらの記述によって明示的または黙示的に示されるものとは大きく異なる可能性があります。将来の見通しに関する記述は、一定の仮定と将来の事象に対する期待に基づくものであり、正確でない可能性や実現しない可能性があります。これらの記述は、将来の業績を保証するものではありません。また、将来の見通しに関する記述には、Chemours(ケマーズ)が制御できないリスクや不確実性が含まれています。さらに、現在流行しているCOVID-19のパンデミックは、国内および世界の経済、商品・金融市場に大きな影響を与えています。これは、当社の業績にもマイナスの影響を与えており、今後も影響を与えると考えています。パンデミックの全容と影響はまだ確定していませんが、現在までのところ、金融・商品市場の大幅な変動と経済活動の深刻な混乱が見られます。官民一体となった対応の結果、渡航制限、一時的な営業停止、検疫、株式市場の変動、消費・商業活動の中断などが世界各地で発生しました。当社がコントロールできない事項が当社の事業および業務に影響を与えており、当社が顧客に商品やサービスを提供する能力を妨げたり、サプライチェーンを混乱させたり、ビジネスパートナーに悪影響を及ぼしたり、当社製品に対する需要を大幅に減少させたり、従業員の健康や福祉に悪影響を与えたり、その他予測不可能な事象を引き起こし、継続させる可能性があります。さらに、現時点でChemours(ケマーズ)が特定できない、あるいは事業に重大な影響を与えるとは現時点では考えられない、その他のリスクや不確実性が存在する可能性があります。こうした相違をもたらし得る、またはそれに寄与し得る要因には、2022年6月30日期のForm 10-Q四半期報告書、2021年12月31日期のForm 10-K年次報告書など、米国証券取引委員会に提出された書類に記載されているリスク、不確実性、その他の要因が含まれます。Chemours(ケマーズ)は、法律で義務付けられている場合を除き、いかなる理由であれ、将来の見通しに関する記述を修正または更新する義務を負いません。
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