Chemours（ケマーズ）、米国国内における低地球温暖化係数ソリューションの安定供給を目指し、HFC-152aの生産能力拡大を発表

デラウェア州ウィルミントン --（BUSINESS WIRE）-- チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、およびアドバンスト パフォーマンス マテリアルズの分野で市場をリードする世界的な化学企業、The Chemours Company（「Chemours（ケマーズ）」）（NYSE：CC）は、本日、Chemours（ケマーズ）HFC-152aの生産を約20%拡大することを発表しました。この拡大により、地球温暖化係数（GWP）が低い噴霧剤および発泡剤に対する顧客の需要を満たすことに加えて、消費者向け製品の揮発性有機化合物（VOC）を削減し、断熱フォーム製品の需要増加に対応することが可能となります。この生産能力拡大は、テキサス州イングルサイド（コーパスクリスティから20分）にあるChemours（ケマーズ）の製造施設で実施され、2024年半ばまでに完了する予定です。

HFC-152aは、汎用性の高い低GWPかつ非VOCのエアゾール噴霧剤および発泡剤で、パーソナルケア製品、家庭製品、産業製品、建設などの幅広い用途で使用されています。米国国内でHFC-152aを供給する唯一のサプライヤーとして、生産能力の増強は、強化される規制環境下にいる顧客に長期的な信頼性を提供すると共に、接着剤や潤滑油からヘアケア製品やボディスプレー製品、断熱フォームまで、さまざまな製品の供給を可能とします。Chemours（ケマーズ）HFC-152aは、発泡剤市場ではFormacel™ Z-2として、エアゾール噴霧剤市場ではHP 152aとして販売されています。

「規制により高GWPの噴霧剤の段階的削減が継続される中、顧客が求める安定性、信頼性、高い性能を提供するHFC-152aは、今後もエアゾール配合メーカーと断熱材メーカーにとって重要なツールであり続けます」とChemours（ケマーズ）のサーマル & スペシャライズド ソリューションズ事業部門のプレジデントであるJoseph Martinkoは述べています。「Chemours（ケマーズ）は、性能面で妥協することなく環境への影響を最小限に抑えるソリューションによって、さまざまな産業の顧客が強化される規制環境に対応できるように尽力しています。今回の投資は、そのコミットメントの最近の一例にすぎません。当社は、私たちが共有する地球への影響を最小限に抑えた上で顧客と下流ユーザーのニーズを満たすために、今後もHFC-152aやその他の低GWPソリューションへの投資を継続していきます」

Chemours（ケマーズ）は、米国国内で唯一のHFC-152aメーカーであり、エアゾール噴霧剤と発泡剤市場で高まる持続可能なソリューションに対する需要を満たすことで、引き続き顧客をサポートしていきます。

The Chemours Companyについて

The Chemours Company（ケマーズ）（NYSE：CC）は、チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズのグローバルリーダーとして、市場を定義する製品、アプリケーションの専門知識、化学に基づくイノベーションにより、幅広い産業分野で顧客にソリューションを提供しています。コーティング、プラスチック、冷凍冷蔵機器、空調、輸送、半導体、家電、一般産業、石油、ガスなどの市場向けに、幅広い工業用製品や特殊化学製品によるカスタマイズされたソリューションを提供しています。主な製品は、Ti-Pure™（タイピュア™）、Opteon™（オプテオン™）、Freon™（フレオン™）、Teflon™（テフロン™）、Viton™（バイトン™）、Nafion™（ナフィオン™）、Krytox™（クライトックス™）などのすでに市場で認知されたブランド名で販売されています。約6,600人の従業員と29の製造拠点を有し、約120カ国で約2,900社のお客様にサービスを提供しています。Chemours（ケマーズ）の本社は米国デラウェア州ウィルミントンにあり、ニューヨーク証券取引所（NYSE）に「CC」のシンボルで上場しています。

詳細については、chemours.comをご覧いただくか、Twitterの@Chemours、またはLinkedInをフォローしてください。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、1933年米国証券法第27条Aおよび1934年米国証券取引所法第21条Eに規定される意味での、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述は、一定の仮定に基づく将来の出来事に関する現在の予測を提供するもので、過去または現在の事実に直接関連しない記述を含みます。特に「信じている」、「期待している」、「予定している」、「予想している」、「計画している」、「推定している」、「目標としている」、「企画している」などの表現は、一般に「将来の見通しに関する記述」であり、そのような記述がなされた時点でのものです。これらの将来の見通しに関する記述には、係争中または将来の環境賠償責任の結果または解決、規制当局による調査・審理・手続きの開始・結果・解決、訴訟の開始・結果・和解、当社製品の需要または採用に影響を与える米国またはその他の地域における環境規制の変更、当社の各セグメントおよび当社全体の将来の営業成績および財務成績の予測、事業計画、見通し、目標、ゴールおよびコミットメント、設備投資・計画および目標資本支出、配当または自社株買いの計画、知的財産権保護の十分性または有効期間、コスト削減または節約の目標、収益性と成長を伸ばす計画、当社の買収能力、買収した事業や資産を当社の事業に統合する能力、予想される相乗効果またはコスト削減を達成する能力などが含まれます。これらはすべて、重大なリスクと不確実性を内包するものであり、実際の業績はこれらの記述によって明示的または黙示的に示されるものとは大きく異なる可能性があります。将来の見通しに関する記述は、本質的に不確かな将来の事象に関する経営陣の想定に基づくモデルに依拠した通期目標など、一定の仮定と将来の事象に対する期待に基づくものであり、正確でない可能性や実現しない可能性があります。これらの記述は、将来の業績を保証するものではありません。また、将来の見通しに関する記述には、Chemours（ケマーズ）がコントロールできないリスクや不確実性が含まれています。一般的な経済状況およびコロナ禍など、当社がコントロールできない事項が当社の事業および業務に影響を与えている、または与える可能性があり、当社が顧客に商品やサービスを提供することを妨げたり、ストライキや労使紛争などの事象によってサプライチェーンを混乱させたり、ビジネスパートナーに悪影響を及ぼしたり、当社製品に対する需要を大幅に減少させたり、従業員の健康や福祉に悪影響を与えたり、その他予測不可能な事象を引き起こし、継続させる可能性があります。さらに、現時点でChemours（ケマーズ）が特定できない、あるいは事業に重大な影響を与えるとは現時点では考えられない、その他のリスクや不確実性が存在する可能性があります。こうした相違をもたらし得る、またはそれに寄与し得る要因には、2023年9月30日期のForm 10-Q四半期報告書、2022年12月31日期のForm 10-K年次報告書など、米国証券取引委員会に提出された書類に記載されているリスク、不確実性、その他の要因が含まれます。Chemours（ケマーズ）は、法律で義務付けられている場合を除き、いかなる理由であれ、将来の見通しに関する記述を修正または更新する義務を負いません。

出典：The Chemours Company