本日、米国エネルギー省は、「Better Climate Challenge(気候改善チャレンジ)」のパートナーであるChemours(ケマーズ)が排出量削減目標を達成したとして称えました。Chemours(ケマーズ)は、米国の製造拠点とオフィス全体での脱炭素化の取り組みを通じて、スコープ1とスコープ2の温室効果ガス(GHG)排出量を58%削減しました。
「私たちは、『Better Climate Challenge(気候改善チャレンジ)』の下で設定されたGHG排出量削減目標を上回ったこと、そしてその取り組みが米国エネルギー省に評価されたことを非常に誇りに思っています。当社の素晴らしいチームは、この目標を予定よりも早く達成するために多くの時間と労力を費やしました。その努力に感謝しています」とChemours(ケマーズ)の最高サステナビリティ責任者であるAmber Wellman博士は述べています。「Chemours(ケマーズ)では、持続可能な製品の提供から、エッセンシャルケミストリー(必須化学品)を責任ある方法で製造するというコミットメントまで、持続可能性が私たちのすべての行動の中核にあります。『Better Climate Challenge(気候改善チャレンジ)』の目標達成は、当社が企業の持続可能性の目標達成に向けて前進し続けるためのモチベーションを与えてくれます」
米国エネルギー省の「Better Climate Challenge(気候改善チャレンジ)」と「Better Plants Challenge(プラント改善チャレンジ)」のパートナーであるChemours(ケマーズ)は、米国内の各拠点において、GHG排出量とエネルギー強度の削減を推進しています。この活動は、Chemours(ケマーズ)のグローバルな2030持続可能性目標に沿ったものであり、またその目標達成を支えています。
「2024年の『Better Climate Challenge(気候改善チャレンジ)』の目標を達成した企業にお祝いを申し上げます。これらの企業は、意欲的なポートフォリオ全体の目標を達成し、自社で成功を収めたソリューションを市場に提供してくれました」と米国エネルギー省のエネルギー効率・再生可能エネルギー担当首席副次官補であるJeff Marootian氏は述べています。「これらの業界リーダーは、脱炭素化が実現可能であるだけでなく、現在すでに実現に向けて動いており、また良いビジネスであることを示しています。クリーンエネルギー経済の未来を構築するために、他の各企業にもこの責任を引き受け、一緒に取り組んでいただきたいと考えています」
「Better Climate Challenge(気候改善チャレンジ)」と「The Better Plants Challenge(プラント改善チャレンジ)」は、「Better Buildings Initiative(建物改善イニシアティブ)」に含まれる2つのコンポーネントです。米国エネルギー省はこの取り組みを通じて、公共部門と民間部門の何百もの組織と連携し、商業施設、公共施設、工業用施設、住宅用の建物の効率化を実現することで、エネルギーとコストを削減しつつ、排出量を削減し、経済を強化することを目指しています。
「Better Buildings Initiative(建物改善イニシアティブ)」のパートナーはこれまでに220億ドル近くのエネルギーコストを削減し、回避された温室効果ガス排出量は2億2,000万トンを上回ります。Chemours(ケマーズ)は、米国エネルギー省と協力してポートフォリオ全体の排出量削減目標を設定し、その戦略を他社と共有しているマーケットリーダーの1社です。