Chemours（ケマーズ）、Denise DignamのCEO就任を発表

デラウェア州ウィルミントン --（BUSINESS WIRE）--チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、およびアドバンスト パフォーマンス マテリアルズの分野で市場をリードする世界的な化学企業、The Chemours Company（「Chemours（ケマーズ）」）（NYSE：CC）は、本日、現暫定CEOのDenise Dignamが社長兼CEOおよび取締役会役員に就任することを発表しました。

Dignamは2015年にChemours（ケマーズ）に入社しました。化学業界で35年以上の経験を有し、ビジネスとオペレーション、営業とマーケティング、商品化、サプライチェーンの分野で上級職を歴任してきました。Dignamは2024年2月から暫定CEOを務めています。それ以前は、チタニウム テクノロジー（TT）事業担当プレジデントとアドバンスト パフォーマンス マテリアルズ（APM）事業担当プレジデントを務めていました。この2つの事業は、2023年のChemours（ケマーズ）の純売上高の68%以上を占めています。チタニウム テクノロジー事業担当プレジデントとして、DignamはTT変革計画を立ち上げ、2023年には運用コストの大幅な削減を実現しました。また、顧客により多くの価値を提供できるようにポートフォリオの焦点を調整し、製造工程全体でリソースをより効率的に活用するためにプロセス改善を開発しました。アドバンスト パフォーマンス マテリアルズでは、ポートフォリオを再構築し、クリーンエネルギーと高度なエレクトロニクスの長期的な成長機会にリソースを集中させました。成長をさらに推し進めるため、世界各地で戦略的パートナーシップとの取り組みを推進し、事業のコスト構造全体を改善することで、さらなるコスト最適化の基盤を築きました。

今回の就任について、Dignamは次のように述べています。「社長兼CEOに任命されたことを大変光栄に思っています。Chemours（ケマーズ）の特徴は、優れた化学、当社の化学が実現するお客様の用途、生産能力、そして何よりも当社の人材とコアバリューにあります。今後は、価値が高く新たな成長機会を持つポートフォリオの強化に注力し、可能な限り効率的、効果的かつ安全な事業運営の徹底を図っていきます。現在と将来にわたって事業を構築し続けるために必要な努力を払いながら、引き続き透明性のある経営に尽力してまいります。当社の成功の礎である世界中のChemours（ケマーズ）社員、そしてお客様やパートナーの変わらぬご支援に感謝申し上げます」

Chemours（ケマーズ）の取締役会長であるDawn Farrellは次のように述べています。「Deniseは取締役会から全面的な支持を受けています。APMとTT事業を率いた実績がChemours（ケマーズ）の内外で高く評価されている経験豊富で有能な幹部を迎えることができて大変うれしく思います。Deniseは、当社のコアバリューを支持し、大切なお客様にサービスを提供しながら、株主にとっての価値を構築する経験と能力を備えた優秀なリーダーです」

その他の役員変更

常任の最高財務責任者（CFO）を広範囲にわたって探す間、暫定CFOのMatthew S. Abbottが引き続きその役割を担います。

「Mattは素晴らしいパートナーです」とDignamは述べています。「彼のたゆまぬ努力とリーダーシップは、Chemours（ケマーズ）のこれまでの発展に不可欠であり、私たちが歩む今後の道のりでも重要な役割を果たし続けるでしょう。Mattは、当社が常任CFOを探す間、財務組織を統括し、強固な統制環境を構築し、財務報告と開示を確実に行い、資本構成のさらなる強化と株主価値の実現に尽力すると明言しています」

当社が常任のチタニウム テクノロジー事業担当プレジデントを広範囲にわたって探す間、チタニウム テクノロジーの人事担当バイスプレジデント兼事業部長のDiane Iuliano Pichoが、チタニウム テクノロジーの暫定プレジデントに就任します。Dianeは、研究開発、オペレーション、人事、営業、マーケティング、コマーシャル部門のリーダーシップなど、さまざまな分野における40年以上の経験に裏打ちされたビジネス感覚を活かしてこの職務に当たります。現職の前には、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズ事業でコマーシャルオペレーションズ担当バイスプレジデントを務め、製品管理、サプライチェーン、需要計画、競合情報を統括していました。Chemours（ケマーズ）に入社する前は、1983年に入社したE.I. du Pont de Nemoursで責任あるビジネス職を歴任しました。同社では、冷媒担当グローバルビジネスマネージャーとして、製品開発、知的財産戦略、商品化、地球温暖化係数が低いOpteon™（オプテオン™）冷媒製品の発売を主導しました。Dianeは、ワイドナー大学で経営学修士号を、ビラノバ大学で機械工学の理学士号を取得しています。

The Chemours Company（ケマーズ）について

The Chemours Company（ケマーズ）（NYSE：CC）は、チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズのグローバルリーダーとして、市場を定義する製品、用途の専門知識、化学に基づくイノベーションにより、幅広い産業分野で顧客にソリューションを提供しています。コーティング、プラスチック、冷凍冷蔵機器、空調、輸送、半導体、家電、一般産業、石油、ガスなどの市場向けに、幅広い工業用製品や特殊化学製品によるカスタマイズされたソリューションを提供しています。主な製品は、Ti-Pure™（タイピュア™）、Opteon™（オプテオン™）、Freon™（フレオン™）、Teflon™（テフロン™）、Viton™（バイトン™）、Nafion™（ナフィオン™）、Krytox™（クライトックス™）などのすでに市場で認知されたブランド名で販売されています。約6,200人の従業員と28の製造拠点を有し、約110カ国で約2,700社の顧客にサービスを提供しています。Chemours（ケマーズ）の本社は米国デラウェア州ウィルミントンにあり、ニューヨーク証券取引所（NYSE）に「CC」のシンボルで上場しています。

詳細については、chemours.comをご覧いただくか、X（旧Twitter）の@Chemours、またはLinkedInをフォローしてください。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、1933年米国証券法第27条Aおよび1934年米国証券取引所法第21条Eに規定される意味での、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述は、一定の仮定に基づく将来の出来事に関する現在の予測を提供するもので、過去または現在の事実に直接関連しない記述を含みます。特に「信じている」、「期待している」、「予定している」、「予想している」、「計画している」、「推定している」、「目標としている」、「企画している」などの表現は、一般に「将来の見通しに関する記述」であり、そのような記述がなされた時点でのものです。これらの将来の見通しに関する記述には、価値が高く新たな成長機会を持つChemours（ケマーズ）のポートフォリオを強化する取り組み、可能な限り効率的、効果的かつ安全なChemours（ケマーズ）の事業運営を徹底する取り組みなどが含まれます。これらはすべて、重大なリスクと不確実性を内包するものであり、実際の業績はこれらの記述によって明示的または黙示的に示されるものとは大きく異なる可能性があります。将来の見通しに関する記述は、本質的に不確かな将来の事象に関する経営陣の想定に基づくモデルに依拠した通期目標など、一定の仮定と将来の事象に対する期待に基づくものであり、正確でない可能性や実現しない可能性があります。これらの記述は、将来の業績を保証するものではありません。また、将来の見通しに関する記述には、Chemours（ケマーズ）がコントロールできないリスクや不確実性が含まれています。一般的な経済状況、地政学的状況、世界的な健康に関する事象など、当社がコントロールできない事項が当社の事業および業務に影響を与えている、または与える可能性があり、当社が顧客に商品やサービスを提供することを妨げたり、ストライキや労使紛争などの事象によってサプライチェーンを混乱させたり、ビジネスパートナーに悪影響を及ぼしたり、当社製品に対する需要を大幅に減少させたり、従業員の健康や福祉に悪影響を与えたり、その他予測不可能な事象を引き起こし、継続させたりする可能性があります。さらに、現時点でChemours（ケマーズ）が特定できない、あるいは事業に重大な影響を与えるとは現時点では考えられない、その他のリスクや不確実性が存在する可能性があります。こうした相違をもたらし得る、またはそれに寄与し得る要因には、2022年12月31日期のForm 10-K年次報告書、2023年9月30日期のForm 10-Q四半期報告書など、米国証券取引委員会に提出された書類に記載されているリスク、不確実性、その他の要因が含まれます。Chemours（ケマーズ）は、法律で義務付けられている場合を除き、いかなる理由であれ、将来の見通しに関する記述を修正または更新する義務を負いません。