責任ある化学のリーダーが世界的な環境への取り組みを支援する決定を下し、低GWPソリューションへの業界全体の移行を促進するために戦略を強化します。
デラウェア州ウィルミントン --(BUSINESS WIRE)-- チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズの分野で市場をリードする世界的な化学企業、The Chemours Company(「Chemours(ケマーズ)」)(NYSE:CC)は、本日、米国でのFreon™(フレオン™)404A(R-404A)およびFreon™(フレオン™)507(R-507)の販売を中止するという戦略的決定を発表しました。Freon™(フレオン™)およびOpteon™(オプテオン™)冷媒ポートフォリオの発明者であるChemours(ケマーズ)は、2024年5月2日をもってこれら一部のFreon™(フレオン™)製品の米国での販売を中止します。これは、段階的削減に関する規制要件に対応するものです。
この戦略は、米国イノベーション製造法(American Innovation and Manufacturing Act:AIM法)およびカナダのオゾン層破壊物質およびハロカーボン代替品規制(Ozone-depleting Substances and Halocarbon Alternatives Regulations:ODSHAR)に定められるハイドロフルオロカーボン(HFC)の段階的削減に関する規制に沿ったものです。
「この決定は、化学の力でより良い世界を創造し、より環境に優しいソリューションを通じて業界全体の脱炭素化、循環性、社会経済的価値を推進するという当社のコミットメントを裏付けるものです」とChemours(ケマーズ)のサーマル & スペシャライズド ソリューションズで南北アメリカ担当セールスディレクターを務めるDoug Westerhoffは述べています。「米国AIM法では、HFCの販売と使用を大幅に削減することを求める野心的な段階的削減プログラムの概要が定められており、2024年までに段階的に40%削減することが目標となっています。この目標は、当社の発表のタイミングを決定するのに役立ち、この決定は、お客様による持続可能性目標の達成に大きく貢献すると確信しています」
Chemours(ケマーズ)は、今後も顧客やパートナーと緊密に連携し、それぞれの用途や市場に最適な代替品を提供することで、円滑でシームレスな移行に努めていきます。Opteon™(オプテオン™)XP40(R-449A)は、既存のR-404A/R-507の用途に適した費用対効果の高いソリューションで、優れた性能、エネルギー効率、環境面でのメリットを提供します。Opteon™(オプテオン™)XL40(R-454A)とXL20(R-454C)製品は、米国環境保護庁(EPA)の将来の技術移行規則を満たす新規機器向けの優れたソリューションです。
高GWP冷媒の市場への供給を中止することで、Chemours(ケマーズ)は真の変革に向けて明確かつ断固とした一歩を踏み出し、世界全体で負うこの責任に業界全体で至急取り組む必要があることを強く訴えています。Chemours(ケマーズ)は、次世代冷媒やその他の持続可能なソリューションのイノベーションを推進するため、今後も研究開発への投資を継続します。
Chemours(ケマーズ)はAIM法の精神を支持しています。そのため、地球温暖化係数の高い旧HFC材料の販売を制限することにより、市場がより持続可能な化学へと移行できるように努めています。これらの材料の限界を認識し、イノベーションと持続可能な変化の機会を受け入れるのは今であると私たちは考えています。Chemours(ケマーズ)は、今後も、OEMと緊密に連携し、顧客に技術研修の機会、製品ガイダンス、顧客固有のニーズに対応する個別サポートを提供することで、次世代冷媒ソリューションにおけるこの技術移行への道を切り開いていきます。全員で協力すれば、冷媒の未来は簡単に切り開けると私たちは信じています。
The Chemours Company(ケマーズ)について
The Chemours Company(ケマーズ)(NYSE:CC)は、チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズのグローバルリーダーとして、市場を定義する製品、用途の専門知識、化学に基づくイノベーションにより、幅広い産業分野で顧客にソリューションを提供しています。コーティング、プラスチック、冷凍冷蔵機器、空調、輸送、半導体、家電、一般産業、石油、ガスなどの市場向けに、幅広い工業用製品や特殊化学製品によるカスタマイズされたソリューションを提供しています。主な製品は、Ti-Pure™(タイピュア™)、Opteon™(オプテオン™)、Freon™(フレオン™)、Teflon™(テフロン™)、Viton™(バイトン™)、Nafion™(ナフィオン™)、Krytox™(クライトックス™)などのすでに市場で認知されたブランド名で販売されています。約6,200人の従業員と28の製造拠点を有し、約110カ国で約2,700社の顧客にサービスを提供しています。Chemours(ケマーズ)の本社は米国デラウェア州ウィルミントンにあり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に「CC」のシンボルで上場しています。
詳細については、chemours.comをご覧いただくか、X(旧Twitter)の@Chemours、またはLinkedInをフォローしてください。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、1933年米国証券法第27条Aおよび1934年米国証券取引所法第21条Eに規定される意味での、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述は、一定の仮定に基づく将来の出来事に関する現在の予測を提供するもので、過去または現在の事実に直接関連しない記述を含みます。特に「信じている」、「期待している」、「予定している」、「予想している」、「計画している」、「推定している」、「目標としている」、「企画している」などの表現は、一般に「将来の見通しに関する記述」であり、そのような記述がなされた時点でのものです。これらの将来の見通しに関する記述には、顧客の持続可能性目標への予測貢献度、将来のEPAの技術移行規則を満たす当社の能力、研究開発への投資を継続する計画、次世代冷媒ソリューションにおける技術移行に関する計画などが含まれます。これらはすべて、重大なリスクと不確実性を内包するものであり、実際の業績はこれらの記述によって明示的または黙示的に示されるものとは大きく異なる可能性があります。将来の見通しに関する記述は、本質的に不確かな将来の事象に関する経営陣の想定に基づくモデルに依拠した通期目標など、一定の仮定と将来の事象に対する期待に基づくものであり、正確でない可能性や実現しない可能性があります。これらの記述は、将来の業績を保証するものではありません。また、将来の見通しに関する記述には、Chemours(ケマーズ)がコントロールできないリスクや不確実性が含まれています。当社がコントロールできない事項には、一般的な経済状況、地政学的状況、世界的な健康に関する事象、当社製品の需要または採用に影響を与える米国またはその他の地域における環境規制の変更などが含まれ、当社の事業および業務に影響を与えている、または与える可能性があり、当社が顧客に商品やサービスを提供することを妨げたり、ストライキや労使紛争などの事象によってサプライチェーンを混乱させたり、ビジネスパートナーに悪影響を及ぼしたり、当社製品に対する需要を大幅に減少させたり、従業員の健康や福祉に悪影響を与えたり、その他予測不可能な事象を引き起こし、継続させたりする可能性があります。さらに、現時点でChemours(ケマーズ)が特定できない、あるいは事業に重大な影響を与えるとは現時点では考えられない、その他のリスクや不確実性が存在する可能性があります。こうした相違をもたらし得る、またはそれに寄与し得る要因には、2023年12月31日期のForm 10-K年次報告書、2024年3月31日期のForm 10-Q四半期報告書など、米国証券取引委員会に提出された書類に記載されているリスク、不確実性、その他の要因が含まれます。Chemours(ケマーズ)は、法律で義務付けられている場合を除き、いかなる理由であれ、将来の見通しに関する記述を修正または更新する義務を負いません。
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