Chemours（ケマーズ）、電気自動車用バッテリーの進化を推進する最先端のバッテリーイノベーションセンターを開設

デラウェア州ウィルミントン --（BUSINESS WIRE）-- 革新的な性能の化学の提供において世界を牽引するThe Chemours Company（ケマーズ）（NYSE：CC）は、本日、この分野で初となる研究施設、Chemours（ケマーズ）バッテリーイノベーションセンター（Chemours Battery Innovation Center：CBIC）をデラウェア州ニューアークのChemours（ケマーズ）ディスカバリーハブに開設したことを発表しました。数百万ドルを投じたCBICは、次世代のバッテリー技術の試験と生産拡大を支援し、ハイブリッド車や電気自動車用に、より持続可能で費用対効果が高く、エネルギー効率に優れた高性能のバッテリーを実現します。

「Chemours（ケマーズ）には、化学に関する卓越した知識を活用し、お客様が抱える最大の課題を解決するのに役立つイノベーションを開発してきた豊かな歴史があります」とChemours（ケマーズ）の社長兼CEOであるDenise Dignamは述べています。「Chemours（ケマーズ）バッテリーイノベーションセンターは、ハイブリッド車と電気自動車用バッテリーの持続可能性フットプリントと性能を向上させる長期的な可能性に投資する最先端の研究所です。私たちは、連携しチームが持つ深い技術的な専門知識を活用することで、自動車産業の電動化を支える取り組みに尽力しています」

「デラウェア州が世界的な技術の最先端に立っているのは、主にこういった投資のおかげであり、今回の最先端の研究施設の立ち上げには、Chemours（ケマーズ）のニューアーク周辺の従業員が拠り所となっていました。」とデラウェア州のChris Coons上院議員は述べています。「よりクリーンな未来をもたらすバッテリーのイノベーションを牽引するデラウェア州の姿を見て、非常に感動しています」

「イノベーションはデラウェア州が歩むべき道筋であり、今日私たちが祝っていることそのものです」と下院エネルギー・商業委員会のメンバーであるLisa Blunt Rochester下院議員は述べています。「Chemours（ケマーズ）は、この新しい最先端のバッテリーイノベーションセンターを通じて、すべての人にとってクリーンなエネルギーの未来の実現に私たちを近づける支援をしています」

CBICは、Chemours（ケマーズ）の用途開発に関する専門知識を活用し、顧客と連携してイノベーションを推進し、より持続可能で高性能なリチウムイオン電池（LiB）の生産拡大を目指します。この施設は、パートナーや顧客がChemours（ケマーズ）のエンジニアと協力し、費用対効果の高いLiBを製造する新たなアプローチを繰り返し、試験し、導入するための技術支援ラボとしての役割を果たしていきます。

「電気自動車はクリーンエネルギーへの移行に欠かせない要素です。Chemours（ケマーズ）は、高度な化学と材料科学の知識を応用し、電気の未来を推進することに全力で取り組んでいます」とChemours（ケマーズ）のアドバンスト パフォーマンス マテリアルズ担当プレジデントであるGerardo Familiarは述べています。「例えば、当社のTeflon™（テフロン™）ふっ素樹脂バインダーは溶剤を使用しない電池電極製造の開発に不可欠であり、これによって、費用対効果とエネルギー効率の高い自動車への道が切り開かれます。私たちは、Chemours（ケマーズ）バッテリーイノベーションセンターを通じて、この新しいドライ電極コーティング技術の採用と拡大を実現し、LiBと電気自動車産業の能力向上に貢献していきます」

CBICが備える最先端の機器とデータ分析機能によって予測モデリングが可能となります。これによって、電気自動車メーカーがこの新しい電池製造技術を採用し、より高性能な電気自動車を実現できるように支援します。

The Chemours Company（ケマーズ）について
The Chemours Company（ケマーズ）（NYSE：CC）は、コーティング、プラスチック、冷凍冷蔵機器、空調、輸送、半導体、高度なエレクトロニクス、一般産業、石油・ガスなどの市場向けに、工業用製品や特殊化学製品を提供するグローバルリーダーです。チタニウム テクノロジー、サーマル & スペシャライズド ソリューションズ、アドバンスト パフォーマンス マテリアルズという3つの事業を通じて、用途の専門知識と、顧客が抱える最大の課題を解決する化学に基づくイノベーションを提供しています。主な製品は、Ti-Pure™（タイピュア™）、Opteon™（オプテオン™）、Freon™（フレオン™）、Nafion™（ナフィオン™）、Teflon™（テフロン™）、Viton™（バイトン™）、Krytox™（クライトックス™）などのすでに市場で認知されたブランド名で販売されています。米国デラウェア州ウィルミントンに本社を構え、ニューヨーク証券取引所（NYSE）に「CC」のシンボルで上場しているChemours（ケマーズ）は、約6,100人の従業員と28の製造拠点を有し、約110カ国で約2,700社の顧客にサービスを提供しています。

詳細については、chemours.comをご覧いただくか、X（旧Twitter）の@Chemours、またはLinkedInをフォローしてください。

将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、1933年米国証券法第27条Aおよび1934年米国証券取引所法第21条Eに規定される意味での、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述は、一定の仮定に基づく将来の出来事に関する現在の予測を提供するもので、過去または現在の事実に直接関連しない記述を含みます。特に「信じている」、「期待している」、「予定している」、「予想している」、「計画している」、「推定している」、「目標としている」、「企画している」などの表現は、一般に「将来の見通しに関する記述」であり、そのような記述がなされた時点でのものです。これらの将来の見通しに関する記述には、電気自動車用バッテリーの性能推進への予測貢献度、持続可能性向上度、研究開発への投資を継続する計画などが含まれます。これらはすべて、重大なリスクと不確実性を内包するものであり、実際にはこれらの記述によって明示的または黙示的に示されるものとは大きく異なる結果となる可能性があります。これらの記述は、将来の業績を保証するものではありません。また、将来の見通しに関する記述には、Chemours（ケマーズ）がコントロールできないリスクや不確実性が含まれています。当社がコントロールできない事項には、一般的な経済状況、地政学的状況、世界的な健康に関する事象、当社製品の需要または採用に影響を与える米国またはその他の地域における環境規制の変更などが含まれ、当社の事業および業務に影響を与えている、または与える可能性があり、当社が顧客に商品やサービスを提供することを妨げたり、ストライキや労使紛争などの事象によってサプライチェーンを混乱させたり、ビジネスパートナーに悪影響を及ぼしたり、当社製品に対する需要を大幅に減少させたり、従業員の健康や福祉に悪影響を与えたり、その他予測不可能な事象を引き起こし、継続させたりする可能性があります。さらに、現時点でChemours（ケマーズ）が特定できない、あるいは事業に重大な影響を与えるとは現時点では考えられない、その他のリスクや不確実性が存在する可能性があります。こうした相違をもたらし得る、またはそれに寄与し得る要因には、2023年12月31日期のForm 10-K年次報告書、2024年6月30日期のForm 10-Q四半期報告書など、米国証券取引委員会に提出された書類に記載されているリスク、不確実性、その他の要因が含まれます。Chemours（ケマーズ）は、法律で義務付けられている場合を除き、いかなる理由であれ、将来の見通しに関する記述を修正または更新する義務を負いません。

出典：Chemours（ケマーズ）